2024.10.01
CMS
日本語を扱うCMSシェア 2024年10月版
W3Techs.com では、日々の CMS (Content Management System) のシェアとして Usage statistics of content management systems が公開されています。世界で見ると WordPress 65.3% 、Shopify 6.7% 、Wix 2.9% 、Squarespace 2.7% 、Joomla 2.6% 、Drupal 2.0% のようなシェアになり、先月と変化はありませんでした。
多くのサイトで CMS のシェアについては、この世界でのシェアで語られることが多い状況です。
日本国内での CMS シェアを知るには、 Distribution of content management systems among websites that use Japanese のページに掲載されている情報「日本語を使用するWebサイトのCMSシェア」の方が、より身近なシェアになるのではないでしょうか。不動の WordPress は、断トツの1位で日本国内のシェア 83.7% 世界の 65.3% よりも高い結果となっています。
2位の名前が Adobe Dreamweaver から Adobe Systems に変わっています。これは、どうやら Adobe 関連のシステムの合算になっている様です。私のところには 156位までのデータがありますが、先月まであった Adobe Dreamweaver / Adobe Experience Manager / Adobe Muse / Adobe GoLive / Adobe PageMill が消えています。
3位以降は、EC系の CMS が続きます。海外では 2位 Shopify 6.7% のところ、日本国内では EC-Cube + Shopify + Color Me Shop + MakeShop Japan + Futureshop で 7.6% と ECサイト構築用の CMS としては一択という状況ではないようです。
2022年2月1日時点の国内シェアと世界のシェアのランキングの表を掲載しました。
Japanese Share | Japanese Rank | CMS | World Share | World Rank |
---|---|---|---|---|
83.685% ↓ | 1 | WordPress | 65.3% | 1 |
2.693% ↑ | 2 | Adobe Systems | 1.6% ↑ | 7 ↑ |
2.240% ↓ | 3 | EC-Cube | - | - |
2.043% ↑ | 4 | Shopify | 6.7% | 2 |
1.386% ↑ | 5 ↑ | MakeShop Japan | - | - |
1.368% ↑ | 6 ↓ | Color Me Shop | - | - |
1.144% ↓ | 7 | Livedoor Blog | - | - |
1.009% ↓ | 8 | JustSystems Homepage Builder | - | - |
0.623% ↑ | 9 | Futureshop | - | - |
0.516% ↑ | 10 | Jimdo | 0.1% | 68 ↑ |
0.462% ↓ | 11 | Drupal | 2.0% | 6 |
0.390% ↑ | 12 ↑ | a-blog cms | - | - |
0.390% | 13 ↓ | Movable Type | - | - |
0.375% ↑ | 14 | Zendesk | 0.2% | 29 |
0.327% ↑ | 15 | Wix | 2.9% | 3 |
0.291% ↑ | 16 | WebSphere Studio | - | - |
0.285% ↑ | 17 | Concrete CMS | 0.1% | 48 ↑ |
0.256% ↑ | 18 | XOOPS | - | - |
0.251% ↑ | 19 | Gatsby | 0.4% | 20 ↓ |
0.229% ↑ | 20 | HubSpot CMS | 0.4% | 15 |
弊社では W3Techs にサイト上に公開されている数値より細かい数字を共有いただいています。( Japanese Share については数字が細かいところまで掲載しました。)
Jimdo 、Drupal、a-blog cms 、Movable Type 、Wix の比較を、夏からの情報でグラフに紹介しておきます。今月も大きな変動はありませんが、a-blog cms と Movable Type が 0.390% と全く同じ数字で逆転しておりました。
あまり大きな変化は無いですが、Distribution of content management systems among websites that use Japanese が他のサイトで扱われるようになるまで定期的に情報を掲載していきたいと思います。