2024.10.01
CMS
日本語を扱うCMSシェア 2024年10月版
W3Techs.com では、日々の CMS (Content Management System) のシェアとして Usage statistics of content management systems が公開されています。WordPress のシェアが 2022年2月の 65.3% から4ヶ月連続で減少してきている状況ではありますがダントツの1位を独走は変わりありません。今月数値が上がっているものはありませんでした。
日本国内での CMS シェアを知るには、 Distribution of content management systems among websites that use Japanese のページに掲載されている情報「日本語を使用するWebサイトのCMSシェア」の方が、より身近なシェアになるのではないでしょうか。世界でのシェアでは4ヶ月減少してきている WordPress ではありますが、日本国内では先月まで3ヶ月増加していたものが止まり少しだけ減少することになりました。
2位の Adobe Systems は、Adobe Dreamweaver / Adobe Experience Manager / Adobe Muse / Adobe GoLive / Adobe PageMill の合計になっております。
2022年6月1日時点の国内シェアと世界のシェアのランキングの表を掲載しました。 JustSystems Homepage Builder と WebSphere Studio の数字が増えており、どちらもホームページビルダーで作られているサイトということになります。これまでクロール対象になっていなかったサイトが多く取り込まれ多くの CMS で作られたサイトの割合が落ちてるような国内シェアになっております。
Japanese Share | Japanese Rank | CMS | World Share | World Rank |
---|---|---|---|---|
84.384% ↓ | 1 | WordPress | 64.1% ↓ | 1 |
2.694% ↑ | 2 | Adobe Systems | 1.6% | 7 |
2.065% ↓ | 3 | Shopify | 6.4% ↓ | 2 |
1.918% ↓ | 4 | EC-Cube | - | - |
1.558% ↓ | 5 | Livedoor Blog | - | - |
1.345% ↓ | 6 | Color Me Shop | - | - |
1.234% ↓ | 7 | MakeShop Japan | - | - |
1.194% ↑ | 8 | JustSystems Homepage Builder | - | - |
0.707% ↑ | 9 | Jimdo | 0.1% | 40 ↓ |
0.581% ↓ | 10 | Futureshop | - | - |
0.355% ↑ | 11 ↑ | Wix | 3.4% | 3 |
0.346% ↓ | 12 ↑ | a-blog cms | - | - |
0.337% ↓ | 13 ↓ | Drupal | 1.9% | 6 |
0.334% ↑ | 14 ↑ | WebSphere Studio | - | - |
0.329% ↓ | 15 ↓ | Movable Type | - | - |
0.272% ↓ | 16 ↓ | Zendesk | 0.2% | 30 |
0.206% ↓ | 17 | Gatsby | 0.3% | 21 |
0.205% ↓ | 18 | Concrete CMS | 0.1% | 45 ↓ |
0.187% ↓ | 19 ↑ | HubSpot CMS | 0.4% | 17 |
0.186% ↓ | 20 ↓ | XOOPS | - | - |
弊社では W3Techs にサイト上に公開されている数値より細かい数字を共有いただいています。( Japanese Share については数字が細かいところまで掲載しております。)
Jimdo 、Drupal、a-blog cms 、Movable Type 、Wix の比較を、夏からの情報でグラフに紹介しておきます。先月に続き Jimdo が上向きに大きく増加しグラフの外に出てしまいました。11〜15位の混戦模様は Wix・a-blog cms ・ Drupal・Movable Type の順になっています。
あまり大きな変化は無いですが、Distribution of content management systems among websites that use Japanese が他のサイトで扱われるようになるまで定期的に情報を掲載していきたいと思います。