2018.10.24
マーケティング
ZOHOLICS Japan 2018 に参加してきました
2022年10月21日(金)に行われた「ZOHOLICS JAPAN 2022」に参加しました。当日は東京会場まで足を運びました。
アップルップルではa-blog cmsの開発やWeb制作だけでなく、クライアントの事業にZohoCRM(顧客管理システム)を導入し、営業支援や業務のマネジメントなどDXの推進も行っています。
デザイナーの新井も、案件業務でZoho導入のためのサポートに携わっています。そういった関係もあり、イベントに参加することになりました。
今年で14回目を迎える、Zohoが毎年開催している自社イベントです。2022年は、東京会場とオンライン会場で開催されました。
Zoho Japan 代表取締役社長 マニカンダン・タンガラジ氏とZoho Japan 取締役副社長 大山一弘さんのご挨拶がありイベントが開催されました。
そして、Zoho Corporation Co-Founder & CEO シュリダー・ベンブ氏の基調講演(Winds of change)へと続きました。Zohoでは学校教育にも力を入れていたりと会社を大きくしながら、様々な取り組みをしていることに驚きました。
このセッションでは「セールスイネーブルメント」という言葉をキーワードに内容が構成されてありました。セールスイネーブルメントとは、「テクノロジーを活⽤した売れる営業の仕組み化」を意味しており、「ビジネスで成果を出す営業社員を輩出し続ける人材育成の仕組みと定義されています。
セースルイネーブルメントの全体像からZoho CRM を用いた具体的な取り組み方法など幅広い視点で営業組織の強化の重要性について理解することができました。
また、Zohoでは今年だけで423箇所のアップデートを行っており、いくつかのアップデート紹介もありました。
セッションタイトルにもあるように、セールスイネーブルメントの「落とし穴」ということで本当の意味でDXできているのか。デジタルシステムは導入したけど実際は作業内容が増えてしまい、業務が効率よく回っていないのではないかという視点で、実際の事例を持ち合わせながらお話しされていました。
大切なのは、デジタルシステムを導入することではなく、企業が目指している営業組織に近づいているのか。また、営業担当がしっかりとした成果をあげられているのか、組織内で情報を共有し統一していかないといけません。課題がはっきりとしないまま、DXに取り組もうとしても失敗してしまうので気をつけなければなりません。
Zoho CRMを導入して収集した顧客情報はしっかりと活用していかなければもったいない!なぜなら、既存客がもつ売上効果は新規客の5倍!とも言われているそうです。リピート施策のためのメールマーケティング手法について実際の成功事例を持ち出てお話ししていただいたのでとても理解を深めることができました。
セッションではZoho CRM と Zoho Campaigns の連携方法やリストの作成から一斉配信、配信後の検証までの一連のステップについてデモ画像と一緒に説明を聞くことができました。
メールマーケティングのはじめの一歩は既存顧客の維持から始めていくことが大切です。
Webの業界では人手不足のため問い合わせ対応の効率化が求められています。そこで大手企業を中心に急速に普及が進んでいるのが「チャットボット」というシステムです。ですが、まだまだ全体的には普及しておらず、伸び悩んでいるそうです。
このセッションでは実際にチャットボットは使ったことはあるが、どのように構成されて作られているのか知らない方にも分かるように、組み立て方の説明やチャットボットと同時に扱うzoho製品の「Zoho SalesIQ 」の紹介もしていただきました。
チャットボット導入のメリット、デメリットまで理解することができる内容になっていました。
顧客の気持ちや満足度を理解するためにオンラインアンケートが使われます。ZohoではアンケートツールのZoho Surveyというツールがあります。
このセッションでは、Zoho Survey を活用するメリットや実際の操作方法の説明を聞くことができました。Zoho初心者の方でもすぐ実践できるようオンラインアンケートの要点も含めながら、ご紹介していただきました。
このセッションでは、DXの取り組みの中で起こる問題やエピソードを実体験を交えながらお話しされていました。
多くの企業がDXの取り組みを求めていますが、実際に脱Excelをしてみて良かったと言われる企業の声が多いそうです。CRMを導入してDXを再現できるかどうかの重要ポイントは顧客情報を整理し、優良顧客リストを作成して活用することだと言います。
運用に関してはPDCAサイクルのスピードを意識し、検証回数を増やすことが大切だそうです。失敗しないメールマーケティングのセッションでも語られていましたが、既存顧客へのアプローチが非常に重要でサービスをリピートしてくれる顧客を増やすことを優先的に取り組まれていたそうです。
その他にも、製品の使い方を覚えるためにはその製品の設定画面を確認しどんなことができるのか把握することが大切であるなど、実際にDXに向けてさまざまな経験をしてきた方からのお話しを聞くことができてとても参考になるセッションでした。
DXを実現するためには?についてビジネスの観点からお話しされており、世界から見た日本のデジタル化状況などハイレベルなセッションが行われていました。企業がDXを取り組もうとした際にデジタル業務のほとんどをZOHO製品で賄うことができることを知り感心しました。
Zoho Japan 事業部長 中沢仁さんの閉会のご挨拶があり、ZOHOLICS JAPAN 2022が閉会されました。
会場内ではお昼の時間やイベント開催の前にa-blog cmsのパートナーさんと交流をすることができました。コロナ禍もありオフラインのイベントに参加する機会がありませんでしたが、この機会に沢山の方とお話しすることができ、貴重な経験をすることができました。またZOHO JAPANの方ともお話をしたりとオフラインイベントの良さを体感しました。
お写真は株式会社HAMWORKS 代表の長谷川 広武さんです。お昼ご飯をご一緒させていただきました。
イベント会場の受付にてカバンやボールペンなどのイベント限定のノベルティをもらいました!会場内ではコーヒーやお菓子のサービスもありカフェテリアがとても充実していました。
1 on 1(個別相談)と言って、先着順でゾーホージャパンのスタッフやZoho 認定パートナーとZohoサービスの導入や運用方法について個別にご相談することができるブースもあり、実際に会場に足を運び参加して良かったと思えるイベントになりました。
今回のZOHOLICSのセミナーを受けて、イベント参加前よりもZOHO製品について詳しくなれたと実感しています。これからも案件業務でDXの推進ができるよう取り組んでいきたいと思います。ZOHO製品もどんどんアップデートしてきていますので、充分に活用していきながらZOHO導入のサポートや営業支援ができるように精進して参りたいと思います。