2022.10.26
イベントレポート
ZOHOLICS JAPAN 2022に参加しました。
Zoho CRM で、日付項目の値を一年更新するカスタム関数を作成しました。
画面右上の「ボタンを追加する」をクリックし、新しいボタンを作成します。
クリックすると、ボタンの作成画面に遷移するので、作成するボタンについての詳細を記述します。 今回作成したボタンでは、ボタン名を「年更新」、詳細を「テスト日付を1年プラスします」、ボタンの配置位置を「ページの表示」、ユーザがクリックしたときの処理を「関数の作成」としました。
ここで、ユーザがクリックしたときの処理を「関数の作成」とすると、「新しい関数の作成」モーダルが現れるので、モーダルに関数の名前などについて入力します。 今回作成した関数では、関数名を「testDatePlus」、表示名を「テスト日付を一年たす」、詳細を「テスト日付を1年プラスします」としました。
モーダル内の次へをクリックすると、エディタ画面になるので、以下のプログラムを記述します。また、Edit Arguments からこの関数の引数を設定します。画像中の「テスト日付」は、今回一年更新させたい日付が記述されている項目の名前です。また、「連絡先のID」は、この情報が保存されているレコードのIDに対応します。このように、仮引数を定義し、それを項目名と紐づけることで、関数に値を渡すことができます。
// updateRecord関数でContacts(連絡先)のレコード番号(連絡先のID)に保存されているfield15の値を、一年後の日付に変更して更新している
resp = zoho.crm.updateRecord("Contacts",recordId,{"field15":currentDate.addYear(1)});
// returnで関数実行後にメッセージを表示できる
return "テスト日付が一年間更新されました。";
保存して、カスタム関数完成です。
プログラム中のfield15というのは、「テスト日付」のAPI名です。このAPI名は、CRMタブ右上の設定(歯車マーク)→開発者情報のAPIをクリック→API名→連絡先とクリックしていくと、それぞれの項目名に対応するAPI名を確認することができます。