魅力的なコンテンツを無駄にしない。ボリュームに応じて納品後も自由にレイアウトを拡張できる学校サイト
名古屋商科大学様のサイトをリニューアルさせていただきました。
2010年に a-blog cms で制作して以来、10年を経ての総リニューアルになります。また制作会社としてお声をかけていただき、大変光栄です。
案件概要
URL | https://www.nucba.ac.jp/ |
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クライアント | 名古屋商科大学 |
業種 | 教育・学校 |
仕様 | CMS実装、多言語展開、アクセス解析、CRMの導入 |
リリース | 2020/7 |
期間 | 5ヵ月 |
制作方針
1.リテラシーに関係なくそれぞれの立場で更新しやすいサイト
無制限ユーザーオプションを使い、投稿ディレクトリを部署ごとに管理している大規模サイトです。運用者のリテラシーの幅も広いため、直感的にエントリーを管理できる形を考えました。
2.各コンテンツトップのレイアウトの自由度の高さ
時期や年単位で変化していく制度やRP内容に柔軟に対応すべく、納品後にもサイトトップページをはじめ各コンテンツトップを自由にレイアウト変更していただけるようにしました。
3.埋もれていた有益コンテンツの有効活用
大学様の「コンテンツを作る力」に旧サイトの構造が追いつけていない部分があったため、サイト構造を1から見直しました。またアクセス状況やGoogleの評価も加味してコンテンツを検討し、それぞれ整理して回遊性を高めました。
提案内容
- 納品後もレイアウトが自由に変更できる仕組みとして a-blog cms の「モジュールユニット」を使用
- 拡張機能 Google Translate を使った多言語対応
- イベント構造化データ対応
納品後もレイアウトが自由に変更できる仕組みとして a-blog cms の「モジュールユニット」を使用
大抵のWebサイトはトップページや一覧ページなどに表示する文章自体は変更可能でも、レイアウトはテンプレート基準の場合が多いです。これは予期せぬレイアウト崩れを防ぐ反面、更新コンテンツの新陳代謝が早いサイトの場合にはかえって煩わしさを感じてしまう要因にもなります。
そこで今回は、a-blog cms の「カスタムユニット」と「モジュールユニット」を使用してサイトトップページをはじめ各コンテンツトップをお客様の方で自由にレイアウト変更していただけるようにしました。
さらにサイト内で共通して使う情報についてはモジュールフィールドと合わせて構築することで、情報の変更があった際に一箇所を変更するだけで全てのページに反映されるような仕組みを取り入れています。
拡張機能 Google Translate を使った多言語対応
Google Translateは、プロフェッショナル・エンタープライズライセンスで利用可能な機能です。基本言語(日本語)の全てのエントリーにおいて、ボタン1つで展開したい言語に翻訳された状態のエントリーを作成することができます。
この機能により、大規模なサイトでも日本語サイトの基本構造を保ったまま多言語展開をすることができます。またエントリーの中で、それぞれのユーザーに適したコンテンツの出し分けも可能です。
イベント構造化データ対応
クリック率向上を狙って、イベント構造化データ対応をしました。イベント内容をカスタムフィールドで細かく入力できるようにすることで、オンラインイベント/オフラインイベントの情報出し分けなどにも対応することができます。
アップルップルでは CMS の開発元ならではの多機能のサイトの制作が強みです。サイトの管理方法にお困りの方、多言語展開や独自のシステムを取り入れたサイトをお考えの方は、ぜひご相談ください。
お客様の声
学校法人 栗本学園 様
運用側の視点を常に考えていただいているので本当にありがたいです。
以前のサイトでは日本語の情報と英語の情報の発信量に差がありましたが、今はタイムラグなしで日本語、英語の両方の言語で発信できるようになり、かなり仕事が効率的になりました。制作中も「大学院ではかえってこういう作業が発生するのでこちらにしましょう」など、具体的な提案もしていただき、本当にありがたかったです。